海外資産 税逃れ防止 取引記録の保管要請 税制改正へ 政府・与党は富裕層が海外に持つ資産について、税逃れ対策を強化する。国外にある銀行預金の入出金、不動産の賃貸借、有価証券の購入・売却などの取引記録を保管するよう納税者に求める(税務調査時に提出できなければ追加課税)。現在は年に1度、不動産などの海外資産の保有残高(5千万円超の場合)の情報提供を義務付けているが、資金の流れを示す取引記録も保管を促す。