マンション節税防止へ 相続税 高層階の負担増 国税庁 国税庁が「マンション節税」や「タワマン節税」の防止に向け、相続税の算定ルールを見直す方針を固めた。実勢価格を反映する新たな計算式を導入。マンションの評価額と実勢価格との乖離が約1.67倍以上の場合に評価額が上がり、高層階ほど税額が増える身通しだ。 新たなルールは、①築年数や階数などに基づいて評価額と実勢価格の乖離の割合(乖離率)を計算、②その乖離率が約1.67倍以上の場合、 従来の評価額✕乖離率✕0.6=課税評価額 となり、戸建ての平均乖離率(1.66倍)にそろえる狙いだ。